入口を入ると、豪華な装飾とモダンな和を感じる雰囲気に包まれ日本を実感。
少し早めに着いてしまった為チェックイン前に荷物を預かってもらおうと伺ったら快く受け入れてくれた。
また、宿の周辺のおすすめスポットを親切に教えてもらいチェックインの時間までお散歩♪
現在も子孫が住んでいる上山藩武家屋敷(入館料¥200)、上山城(入館料¥420)、手作り雑貨atelier nature、お饅頭のお店中條屋など。
チェックインの手続きの際はウェルカムドリンク(山形県産のリンゴジュース)と冷たいおしぼりでおもてなし。
真夏の暑い日だったのでとても嬉しかった。
浴衣は部屋にもあるが、フロントの横に5種類以上の柄の浴衣と帯の無料レンタルもある。
特に女性には嬉しい特典だ。
花の名前がついた6種類の上品なお部屋
「かみのやま温泉 花明りの宿 月の池」の【お部屋】は、お部屋のタイプは6種類あり、お部屋に露天風呂が付いているタイプのお部屋もある。
部屋のタイプは、花の名前で分けられており、どこか上品さも感じられる。
今回泊まった部屋はジャパニーズモダン和室『ネリネ』。
花言葉は「また会う日を楽しみに」「話の寛ぎ」「洋の快適性」だそう。
優しい明りを纏ったしつらえに、ゆったり寛げるようローベッドスタイルになっている。
BGMが流れる非日常的な雰囲気の温泉
「かみのやま温泉 花明りの宿 月の池」の【温泉】は、大浴場、檜露天風呂、笹舟風呂の3種類のお風呂があり、夜になるとライトアップされる演出もあってリラックスできる空間。
露天風呂という理由なのか少しお湯の温度が熱かった印象があったが、自然と隣り合わせで湯船に浸かることができてとても気持ちがよかった。
シャンプーとコンディショナーは、もちろん備え付けられているが、それとは別に市販のものも自由に使えるようになっていた。
普段使ったことのないシャンプーを試すことができてちょっと得した気分に。
また、脱衣所にはウォーターサーバー、アロマ加湿器、化粧水、綿棒、ヘアブラシなど嬉しい備品もある。
BGMも流れており、非日常を感じさせてくれる空間だ。
高級食材を贅沢に使用したコース料理に大満足
「かみのやま温泉 花明りの宿 月の池」の【お食事】は、高級食材を贅沢に使用したコース料理。
サービススタッフから1品1品丁寧に説明があり、旬の食材と山形の食材を知った上で楽しめるディナータイム。
担当のサービススタッフの方が気さくに話しかけてくれて食事がより一層楽しい時間となった。
器にもこだわっており、目でも楽しむことができた。
食前酒を含め、全10品。
鮎の塩焼きはダイナミックに大きな鉄砲串に刺さって登場。
骨まで柔らかく焼き上げられている為、残す部分が一切ないぐらいだ。
月の池オリジナルのだだちゃ豆の摺流しは、クリーミーで優しい味わい。
山形の魅力が詰まった一品。
山形牛を使ったメインはステーキと赤ワイン煮の2種類から選ぶことができた。
肉は恐らくA4ランク程。
ステーキをチョイスしたが、口の中で溶けるように柔らかく、赤ワイン塩との相性も良かった。
食事の最後は土鍋で炊き上げられた山形県の雪若丸。新生姜とカシューナッツの意外な組み合わせがおもしろく、クセになる美味しさだ。
ちなみに朝食も土鍋で炊き上げられたつや姫で夜、朝で2種類のお米を出してくれるのも、おもてなしの心だと感じた。
1泊で2種類のお米を楽しめるのは嬉しい。
豆乳鍋、牛肉の時雨煮、とろろ、焼鮭など食欲のない朝でも食べやすいものばかりで、気づけばご飯のお代わり3杯目。
食後はラウンジでまったり。
6:30〜22:00はコーヒーやアロマティー、ソフトドリンク、果実酒など。
17:00〜19:00は県産ワインの無料サービスがある。
静かな空間で優しいBGMに包まれ、まったり過ごせる至福のひとときだ。
かみのやま温泉 花明りの宿 月の池のまとめ
館内の清掃も十分に行き届いて清潔感があり、スタッフの方々も親切でとても気持ちの良い時間を過ごすことができた。
チェックアウトの際には厨房から料理長がわざわざお見送りにまで。
高級感はもちろんあるが、落ち着いて過ごすことのできる場所だった。
自信を持って他人に勧めることのできる旅館だ。
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