温海温泉 萬国屋は山里のどこか懐かしい風情とおもてなしの心に癒される老舗旅館です

山形県鶴岡市にある「温海温泉 萬国屋」は、創業から三百余年間守り続けてきた老舗旅館です。
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に40年連続で入賞している宿で、千年以上の歴史を持つ名湯で、文人墨客も多く訪れたことで知られています。
松尾芭蕉や与謝野晶子、横光利一などが温泉街の風情や自然を詠んだ作品が残っているそうです。
温海温泉は平安時代初期に開湯したと伝えられており、その後も庄内藩主や江戸幕府の重臣などが湯治に訪れた歴史があります。
また、源頼朝や上杉謙信などの武将もこの地を訪れたと言われています。
萬国屋は元禄年間に創業したとされており、当時は「万国屋」という名前でした。
その後、「萬国屋」と改められ、三百余年間にわたってお客様をおもてなししてきた老舗旅館です。

温海温泉のおもてなし

温海温泉萬国屋では、客室や食事、おもてなしにこだわっています。
この「温海温泉 萬国屋」の【お部屋】は、和室や露天風呂付き客室など様々なタイプがあり、清流温海川や日本庭園の景色を眺めながらゆっくりと過ごすことができます。
特別室は2021年11月にリニューアルされたばかりで、大石田焼の陶器風呂が備わっています。
大石田焼は山形県大石田町で生産される陶器で、色彩豊かで繊細な絵付けが特徴です。陶器風呂は「次年子窯」で作られたもので、それぞれ鶴岡市の名所をイメージしたデザインになっているそうです。
この「温海温泉 萬国屋」の【お食事】は、庄内の海・山・川の幸を使った会席料理で、季節や旬に合わせて変わります。
投稿された口コミでは、「料理はどれも美味しくて量もちょうど良かった」「食事は地元の食材を使っていて素晴らしかった」という声が多く見られました。
冬季限定で蟹会席プランも用意されており、ズワイ蟹や活アワビ、山形牛などの高級食材が堪能できます。
また、G7サミットで提供された希少ワインも夕食時に数量限定でご用意されているとのことです。
その他おもてなしについても、「スタッフの方々が皆さん笑顔で丁寧に対応してくださった」「接客は最高レベルでした」という高い評価が寄せられています。
最高のひとときを萬国屋でお過ごしください。

温海温泉でリラックス

この「温海温泉 萬国屋」の【温泉】では、源泉かけ流しの温泉を楽しむことができます。
大浴場は庄内屈指の規模を誇り、日々の疲れや、旅行での疲れを体の芯から癒していただけます。
庭園露天風呂もあり、自然に囲まれて最高の湯をお楽しみください。
熱い湯と寒い外気で最高の温泉体験を味わっていただけます。
泉質はナトリウム-塩化物強塩泉で、神経痛や関節痛などに効能があるとされています。
実際に体の調子が良くなったように感じられ、ぐっすりと眠ることができるでしょう。どの世代の方にもお楽しみいただける温泉となっています。
また、入浴だけでなく飲泉も可能で、飲泉所は温海川沿いに2カ所あり、飲むと胃腸病や肝臓病などに効果があると言われています。
温泉街には共同浴場も3カ所あり、地元の人と一緒に気軽に入ることができます。
温泉街を歩くと、足湯もいくつか見つかります。
「あんべ湯」「もっけ湯」「もっしぇ湯」という名前の足湯があり、それぞれ庄内の方言に由来しているそうです。
ぜひ温海温泉で最高の時間をお過ごしください。

山形の自然と文化

温海温泉萬国屋の周辺には、自然や文化を楽しめる観光スポットがたくさんあります。まずは出羽三山神社です。
出羽三山のひとつである羽黒山の山頂にある神社で、修験道の聖地として信仰を集めています。
2446段の石段を登り、国の特別天然記念物に指定された杉並木を見ながら参拝することができます。
次に庄内映画村資料館です。
庄内映画村で撮影された映画の衣装や小道具、台本などの資料を展示している館です。明治時代に建てられた大蚕室で、「十三人の刺客」や「おくりびと」などの映画作品の貴重な資料を見学できます。
あつみ温泉ばら園にも訪れてみてください。
高台にあるばら園で、約90種3000本のバラが植えられています。
毎年6月にはばら祭りが開催され、温泉街の協賛店ではローズヒップティーが無料で提供されます。
他にも加茂水族館や山居倉庫がおすすめです。
加茂水族館は日本海沿いにある水族館で、クラゲの展示種類数が世界一です。
色とりどりの様々なクラゲが漂う様子はとても魅力的で、大人から子供まで楽しめます。
山居倉庫は明治時代に建てられた米どころ庄内のシンボルで、自然を利用した低温倉庫管理など先人の知恵が今も支える現役の農業倉庫です。
NHK朝の連続テレビ小説「おしん」の舞台にもなりました。
このような山形の魅力を満喫しながら、最高の旅をいかがでしょうか。

温海温泉 萬国屋のまとめ

ホテル名 温海温泉 萬国屋
(読み) あつみおんせん ばんこくや
特 色 山里のどこか懐かしい風情とおもてなしの心に癒される老舗旅館。所々に飾られた生花が心を和ませてくれます
料 金 11000円~
住 所 〒999-7204 山形県鶴岡市湯温海丁1
電 話 0570-00-8598
FAX 0235-43-2277
最寄駅 あつみ温泉
アクセス 日本海東北自動車道 あつみ温泉ICから車5分/JR羽越本線 あつみ温泉駅からタクシー5分/庄内空港から車40分
駐車場 有り 300台 無料 先着順
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この記事を書いた人
Hayato

年齢はなんと68歳の高齢男性です。もちろん年金で生活しています。趣味は旅行、食べ歩き、温泉、ビデオ鑑賞などなど。東京在住ですが出身は函館です。この年齢まで旅してきた全国各地の情報やグルメ、毎日の生活に役立つ情報などを伝えたい思いこのブログを始めました。若い人ではなかな気がつかない情報を発信していきます。

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